JTAGテストを行った実績のある基板をご紹介します。
評価ボードのテスト事例
- NVIDIA社 Jetson™ TX1モジュール
- アナログ・デバイセズ社 Blackfinボード
- インテル社 ATOMボード
- インテル社 サーバボード
- 東芝 セミコンダクター&ストレージ社 TX03搭載ボード
- フリースケール・セミコンダクタ社 i.MX535搭載ボード
NVIDIA社
Jetson TX1
NVIDIA® Jetson™ TX1は、 最新のディープランニングやグラフィックスおよび、 組込みAIコンピューティングに向く、 256 のGPUコアと64ビットCPUを搭載した 電力効率の高いモジュールです。
JTAG対応デバイス
JTAG導入メリット
- モジュールに実装されたデバイスのIOポートに対し、配線がショートしていない事を検査できる。
- モジュールとベースボードのネットリスト情報を元に、自動でテストコードが生成できる。
- ケーブル一本で検査できるため、試作段階の基板から十分な実装検査が適用できる。
アナログ・デバイセズ社
Blackfinボード
アナログ・デバイセズ社 BlackFinプロセッサは、セキュリティ、オーディオ、オートモーティブに広く採用されています。
JTAG対応デバイス
- Balckfinプロセッサ
- DDRメモリ(メモリクラスタテスト)
JTAG導入メリット
- X線では分からないオープン故障を見つけることができる
- 故障箇所をビジュアルに表示することにより、修理・デバッグ時間が更に短縮できる
- 実装DDRメモリも自動でテストコードを生成できるため、テスト時間が短縮できる
インテル社
ATOMボード
インテル社 ATOMプロセッサは、低消費電力の組込み用途向けCPUです。ネットブックPC、タブレット端末、POS端末など、広く採用されています。
JTAG対応デバイス、テスト対象デバイス
- ATOMプロセッサ
- 周辺チップセット
- DDR2メモリ(メモリクラスタテスト)
JTAG導入メリット
- CPUチップセット間の実装不良を特定し、修理、デバッグ時間の大幅な短縮ができる
- 自動でDDRメモリのテストプログラムを生成できるため、検査コストが削減できる
- 今まで対応していなかった周辺チップセットが、JTAGに対応し、更にテストを効率化
インテル社
サーバボード
インテル社 プロセッサ BLACKFORDは、サーバ用マザーボードに広く採用されています。
JTAG対応デバイス
- BLACKFORDプロセッサ
- MCHチップセット
- ICHチップセット
JTAG導入メリット
- 周辺チップセットのテスト機能(IBIST)を制御して、PCI Expressの検査ができる
- 複雑なボードでも簡単に故障箇所を見つけることができる
- 故障箇所がピンレベルで分かるため、修理・デバッグ時間が短縮できる
東芝 セミコンダクター&ストレージ社
TX03搭載ボード
(株)東芝 セミコンダクター&ストレージ社 TX03マイクロコントローラは、民生機器、カメラ、産業機器、OA機器等に広く採用されています。
JTAG対応デバイス、テスト対象デバイス
- 東芝TX03マイクロコントローラ
- コネクタ接続(DIOS併用)
- JTAG導入メリット
JTAG導入メリット
- TX03は、高速リアルタイム制御を8bit~16bitに対応できるローコストを実現した32bitマイクロコントローラであり、民生/組込み制御機器にJTAGテストが適用可能となった
- 非常に小さいデバイス(6mm×6mm)のため、従来のテスト手法ではテストが困難。
フリースケール・セミコンダクタ社
i.MX535搭載ボード
フリースケール・セミコンダクタ社 i.MXプロセッサは、スマート・モバイル・デバイスなどに広く採用されています。
JTAG対応デバイス
- フリースケール・セミコンダクタ社i.MXプロセッサ
- DDR3メモリ(メモリクラスタテスト)
JTAG導入メリット
- ケーブル一本で検査できるため、試作段階の基板にも十分な実装検査が適用できる。
- 実装DDRメモリも自動でテストコードを生成できるため、テスト時間が短縮できる
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